道標

こんにちは

春休みに入ってからずっと寝坊助の浅海アオイです!

お久しぶりですね〜!

最近、本に触れる事も少なければ文章を書く頻度も減ってしまったので、リハビリ的に書いてみようかなと思います。

 

私は中学生の頃をうまく思い出せない。

漠然とドン底にいた事は思い出せる。親友に毎日のように泣きついていた事も、「死にたい」と毎日呻きながら這いつくばって生きていた事も憶えている。

何に苦しめられてたんだっけ?

苦しんでいた事しか思い出せない。それを手繰り寄せようとしてもどうもしっくり来ない。

高校生に上がってからは、スッキリ元通り!とはいかないものの、まあそれなりに明るく過ごしていたと思う。

確実に中学校の環境が肌に合わなかった事だけはわかる。ストンと憑き物が落ちたように生活できるようになったのだから。

いや、そうだったか?思い返せば、そんなに順風満帆な高校生活では無かったようにも思えてきた。学期毎に追試引っかかってたし。

そういえば、もっと自由な高校に編入しようともしてたし。

 

こんな具合で、辛かった時の記憶はモヤがかかったように思い出せない部分が多い。

 

今日私の家は、中学生の記憶で満ちていた。

それを吸うと胸がキュッと縮んで、さみしいさみしい気持ちになった。

懐かしい、さみしいにおい。

それが部屋に満ちていた。

何処からだろう。においを辿ると、部屋干ししている洗濯物から漂っていることがわかった。

そっか、中学生の時もこの柔軟剤使ってたんだな。

そっか、中学生の時の私はさみしかったのかもな。

誰とも分かり合えない事。

他人に愛を向けても、あんまり自分に返ってこない事。

思ったように生きていけない事。

恥ずかしいわ。めちゃくちゃ恥ずかしい。でも、なんか、あの時期が無ければいいのにとは思わないな。

あの時期に大大大大好きな親友と出会えたし!

あの時期のおかげで今の自分の思考を手に入れられたし!

 

この文章もめちゃくちゃ恥ずかしい!!!

まあ、こんな回があってもいいでしょう!!!

ではまた!!!

『皆様方のお目がもし お気に召さずばただ夢を 見たと思ってお許しを』(真夏の夜の夢/シェイクスピア